2回目のマンモトーム生検、そして診断確定へ
また振り出しに戻っただけとなった。
この二ヶ月はなんだったのか…モヤモヤが止まらなかった。
でも、医師が悪い訳でもない。
検査入院しなくて済んだだけでも不幸中の幸いか、と思うしかなかった。
でも、電話がいつかかってくるかわからないというプレッシャーがなくなったので以前よりは気が楽だった。
2021年 6月 16日 マンモトーム生検(2回目)
この日は一人で行った。
30分ほど待った頃、名前を呼ばれた。
担当は以前と同じ人だった。
「検査を二度もやることになってしまってすいません」と言った。
機械は横に寝るタイプのものに変わっていた。
体の位置を合わせる人が数人来て、「これで痛くないですか?大丈夫ですか?」とロックする時もやたら優しく、何度もやり直してくれた。
皆の態度が明らかに変わっていた。
医師が一言言ってくれたのかもしれない。
前の機械とは雲泥の差で痛さも全然なかったが、なぜか涙が出てきた。
やっとこれで終わるのか、と思ったから?
検査に待たされすぎて疲れたから?
自分でもわからなかった。
泣いていたので検査の人が心配したのか、
「もうすぐ終わりますからね〜」と声をかけてくれた。
2回目に包帯を巻いてくれた看護師は明るい人だった。
この日の医療費 なし
検査結果の前日辺りから、なんとなく左乳房が痛くなるようになっていた。
病は気から…なのか、病状が進んでいるのか…
病は気からだし!と思う事にした。
2021年 6月 25日 検査結果を聞きに行く
この日も、夫が会社を休んで付き添ってくれた。
ついに診断が出るのか?
またやり直しって事ないよね?と不安になりながらも、待たされすぎて、もう開き直っている自分もいた。
いつも通りに自動受付機に診察カードを入れた。
そして、出てきた用紙を見て固まった。
①乳腺外科(乳腺外共通)
②レディースセンター(女性看護外来)
と書かれていた。
もう、嫌な予感しかしなかった。