人生のマサカ乳がんステージゼロ

非浸潤性乳がんになったアラフィフ主婦のブログです。

年賀状やっと投函


年賀状って、面倒くせーって思うけど。

何となくやめられない。


一言書くだけなのに、先延ばしにしちゃうんだよね。

今日やっと書き上げた。


私と夫は同じ会社に勤めていたので、共通の知人からの年賀状が多い。


年賀状が届くと

「ああ、退職されてもまだ元気でいらっしゃるんだな」

と生存確認(失礼)にもなっている。


今年も一人、毎年年賀状をもらっていた方の訃報を聞いて淋しい。



数年前、年始の挨拶で実家に向かう電車の中で、夫の元上司の訃報が入り、とてもショックを受けた。



すごく優しい方で、飲み会ではいつも楽しいギャグで笑わせてくれた。

夫の転職が決まった時は、送別会で淋しくなるな、と泣いてくれたそうだ。



年末に突然亡くなったらしく、いつも通り元旦に一言添えられた年賀状が届いたばかりだったので信じられなかった。



通夜が年が明けて一週間後ぐらいの予定だったのだけれど。

夫が胃腸炎になってしまい、病院に連れて行ったりしてとても行ける状況ではなくなってしまった。


翌日薬が効いたのか、上からは治まり下からだけになったので(汚い話ですいません💧)夫を留守番させて、娘と二人で告別式に参加して最後の挨拶をさせてもらえた。


歳を重ねていたけれど眠っているような安らかな顔をされていて。

涙が溢れて止まらなくなってしまい、一人で声を出して泣いてしまった。

私があんまり泣くので、娘は全然知らない人なのに、貰い泣きしていた。




後で元同僚に「通夜では顔見せてもらえなかったから、かえって良かったよ」とメールをもらい。

夫に感謝(?)した。


夫は転職してからも毎年忘年会で会っていて、その年だけ具合が悪いとかで不参加だったらしい。


本当に悲しい出来事だった。


その時、人生っていつ終わるか、わからないものだな…と思った。



…そんなこんなで(?)年賀状はやめられないんだな。



今年は乳がんのことを正直に書きました✨