全摘を決める
ようやく治療に向かって動き出したので、夫も「取れば治るんだから、良かったよ」
と言い、前向きに考えることにした。
2021年 6月 30日 意思確認
この日も夫が付き添いをしてくれた。
9:00の予約だったが、一時間ほど待たされて呼出音が鳴った。
「どちらにするか決まりましたか?」
と医師に聞かれ、
「全摘にします」
と答えた。
医師は、
「全摘というのは、再建できなくなるというわけではありません。
今回は、同時にするかしないかの選択であって、何年か先になって時間的、金銭的に余裕が出てきたらいつでも再建できるんですよ」
と言った。
それを聞いて、なんとなく安心した。
手術の時期について、子供が受験生なこと、夏休み中の方が主人も会社の休みが取りやすいので、できたら8月中にしたいことを伝えた。
医師は、
「では8月中に退院までできるよう、手配するようにします。
来週の月曜日14:00から、手術についての詳しい話をします」
と、言ってくれた。
手術に向けて、スムーズに話が進むことになった。
この日の医療費 1,440円